SotA EP1ネタバレといろんな子供たち。

 いまちょっと SotA EP1 メインクエスト Path of Truth での非実在児童の虐待について問題視がされています。

まぁ、米国自体が極端な宗教国家であり、「政治的に正しくない」と認定される相手は抹殺しても大した罪にならなかったりする国なので大衆迎合は死活問題だったりするのですが。

以下ネタバレ。

Shroud of the Avatar の Episode 1 の核心的内容についてのネタバレです。Episode 1をクリアして 完了報告を済ませるまでは続きは読まないことをお勧めします!

















Shroud of the Avatar にはウルティマシリーズによくある「性格診断」が組み込まれています。

初期のShroud of the Avatarではゲーム開始時にいくつかの質問があり、回答によって初期装備と開始マップが3通りに分岐するようになっていましたがこれはブラフで本来の性格診断はエピソード 1 のメインクエストに隠されています。メインクエスト内でプレイヤーの行動によってそれが「純」なのか「不純」なのかが判定され、最終的には32パターンの長編性格診断本が各ユーザーに渡されることになります。

メインクエストは任意の順番で挑戦できるクエストが三つあり、三つとも攻略後に四つ目のクエストが解放されます。各クエストには複数のテーマが盛り込まれており、単一の言葉で表すのは困難です。

Path of Love

人のかたち(幽霊含む)、愛のかたち、に関するクエストです。

Sequanna というタイタン (巨人)についても紹介されます。

Path of Truth

人間の欲望、罪、いろんな子供たちに関するクエストです。

Boreus というタイタン(巨人)についても紹介されます。

Path of Courage

巨人の子孫のその後、いろんな勇気と誇りに関するクエストです。

Granus というタイタン(巨人)についても紹介されます。

Path of the Oracle

SotA 世界に外部から引き込まれたアバタール個人についてのクエストです。

過去からの予言としてアバタールの性格診断の内容が発表されます。


さてここから Path of Truth のネタバレです。

Shroud of the Avatar に多種の人間以外の種族が登場しますが、エルフ、Satyr、FaunはObsidian Order によって作られた奉仕用・戦闘用の人造生命体であり、J.R.R. Tolkien (指輪物語) 風の高度な文明を築いている人間の友ではありません。

SatyrとFaunはよくあるいじめっ子、いじめられっ子の組み合わせであり、エルフたちは孤児としての立場を強く持ちます(Obisidan Orderの管理下で運用されていたエルフ達は Obsidian Order の崩壊によっていきなり世間に放り出されます)。エルフ達は明確な論理・倫理の基準が無い状態で自分たちの立場を確立しようとしながら模索し、その一部は人間の欲望を満たし、観察するために Artifice を作り出します(プレイヤーは世界外の存在として Artifice に招かれ、エルフ達が導き出した結論に対しての答え合わせをします)。

Artifice では表ではよくある食欲・肉欲・金欲をテーマにしますが、裏では嗜虐的な欲望を満たす場面もあります。この過程で出てくるのが「一目で無辜であると認識できる存在」である人間の子供たちです。プレイヤーの行動如何ではこの人間の子供たちが殺されてしまうわけですが、人間の子供たちだけに問題意識を感じるのか、それとも人間以外の子供たちの事をも考えるかによって純・不純の判定がされます。

このシーンではエルフ達の「わかりにくい無辜」の対照として人間の子供たちが「わかりやすい無辜」として登場するのですが、この表現を大衆迎合して変更しようとした場合は同様の「一目で無辜だとわかる存在」に変更しないかぎり性格診断が破綻するという問題があります(このクエストで子供たちを殺してしまうプレイヤーは大抵がクエスト文章を読まずに適当に消化しようとしている人達です)。

そもそも敵として人間の大人(ゾンビの子供(悪ガキ)もあり)が出てくるゲームなので、大量の大人を檻に閉じ込めて虐待しても「なにか悪いことでもやったんだろう」みたいな心理が働くわけです。普通はこの場面で子供たちを殺してしまった場合は「迂闊だった。ウルティマの後継作品がこんなに生易しい筈が無いのに、慎重に行動しないと」となるのですが、一部の人たちは「自分は悪くない、悪いのはコレを作った奴らだ。社会的に問題にしてやる!」となるのですね。

米国社会は極度の「政治的な正しさ」に嫌気が差したことによって「政治的に正しくない」トランプ政権側に梶を振り、今はまた「政治的な正しさ」を重視する方向に向かっています。混沌とした宗教国家(キリスト教は他の宗教を悪魔認定して滅ぼすのを失敗した場合にはそれを自分の宗教の一部として取り込もうとします。例えばドイツの旧式のキリスト教を準拠とした私はハロウィーンを祝いませんが、米国版のキリスト教ではします)である米国では宗教が国政の各所に潜り込んでおり、「政治的に(宗教的に)正しくない」相手への行為は「黙認」されることが多々あります。

現在の動静としては Shroud of the Avatar の運営は大衆迎合しなければ(社会的に)生き残れないわけですが、「人間の子供」重視の改変はもやもやするところですね。

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