Shroud of the Avatar、初心者POTオーナーメモ (2/3)

第二部です。

前回は Shroud of the Avatar のゲーム外のPOT管理画面について話しましたが、次はゲーム内の管理方法について説明します。

POTリソースと使用数の確認方法について

尚、POT購入時に配布される付属品は以下があります。
  • Lot Marker - 居住可能地域を指定するための置石です。Row、Village、Town、City、Keep、Castle の6種類があり、Row→Village以外は倍々で面積が増えていきます。
    Lot Marker を設置するとPOTの設置可能面積を消費します。
  • NPC - いろいろな機能をもったNPC人物です。それぞれの男性女性版が含まれます。
    TrainerはNPCタウン専用なので含まれません。設置するとNPC枠を消費します。
  • NPC建物 - 家具配置済みの NPC 建物です。NPCが自由に移動できていた頃には夜間の宿泊所等として使われていましたが、現在はとくに機能はありません (Oracle建物を除く)。NPCはPOT直置きしかできないので屋内に設置するにはNPC建物を活用する必要があります。
    設置するとNPC建物枠を消費します。
  • Devotion - POTの人口 (Lot占有数)に応じて +1 から +5 のボーナスを付与できる祭壇です。設置するとDevotion に対応した Cabalist の襲撃を受けるようになります。
    設置するとNPC建物枠を消費します。
  • 草・木のリムーバー - POT内の草や木を除去します(第三部で説明します)。
  • POT整地ツール - POTの不整地部分を平らにします(今後実装・配布される予定)。

これらの資源の消費数についてはゲーム画面下部の表示で確認できます。
POT設置可能アイテムを画面上にドラッグすると表示されるので虫ピンボタンで固定しましょう。

※ デコツールの可視化 (Show Decoration Indicators)については第三部で説明します。

尚、設定の「Enable Housing UI」からでも表示できます。


特殊なNPC建物について

  • Oracle Confirmatory - PVPモードに入ったり、PVPモードを解除することができます。PVPモードに入るだけなら Oracle の頭の石像だけでも大丈夫です。
  • Moontower - バリア発生器です。 POT侵攻イベント(未実装)が発生しなくなります。
  • Guard Tower - POT設置可能アイテムで同等品があるため基本的に使いません。POT侵攻イベント(未実装)でNPCの戦闘能力が変化するかも?
これ以外にNPC建物枠を消費しないPOT設置可能アイテムで 釣り関係の水質変更アイテム、 天候変更アイテム、 ワープポイント、POT音楽変更装置 (Broadcast Automated Phonograph) 等があります。

POTの主要操作について

POT 内の主な操作は Lot Marker をダブルクリックして表示されるメニューの下側の歯車アイコンから行います。Lot Marker が見当たらない場合は仮設置して使いましょう。


POTの権限モデルについて

まず先にPOTの権限モデルについて説明します。
POT内のアクセス権限は以下です。
  • Owner - POT 所有者。POTに対してすべての操作を行えます。
  • Steward - POT所有者から信頼された代理人です。POTへのオブジェクトの配置・移動・撤去、Lot アクセス権の設定、Lotの予約、Lotからの強制退去等が実行可能で、いくつかのPOT内コマンド (/slew等)も実行できます。
  • Resident - POT居住者。Resident 用に予約された Lot に入居できます。
  • Guest - POT訪問者。一般開放されている Lot、もしくは そのプレイヤー専用に予約された Lot に入居できます。

Change Lot Reservation

設置した Lot Marker の予約状態を変更するには Change Lot Reservation を使用します。

予約状態は3種類で:
  • No Reservation (予約なし) - Guest 以上の権限者が Lot を占有できます。
  • Reserve for Town Residents (Residentのみ) - Resident 以上の権限者が Lot を占有できます。
    デフォルト - この設定が規定値です。完全にオープンな POT にするには Lot を設置する度に設定画面を開いて「No Reservation」に変更する必要があります。
  • Reserve For Specific Player (特定のプレイヤーのみ) - 指定したプレイヤーのみが Lot を占有できるようにします。
「Reserve for Town Residents」が規定値ですのでPOTオーナーに挨拶があった時点でPOTのResident一覧にプレイヤーを追加してそのあとは自由に住居を定めさせることができます。完全土地指定型の運用の場合は Resident権限を付与せずにその都度土地を割り当てていきます。

Manage Town Access

POTアクセス権限の設定画面です。特定のプレイヤーを POT から BANすることもできます。


一覧に「Add Player」すると Resident、「Raise Pemissions」すると Steward にすることができ、一覧から「Remove Player」すると Guest になります。

通常の町では POT から BAN することはあまりありませんが、PVPタウン等では土地カスタマイズ中のPOT管理者を攻撃するような悪質なPVPerをBANすることはあります(Novia Market 等で悪質な行為をすると情報網経由で知らせが回って、周辺マーケットタウンから一斉に期間BANされることがあるみたいです)。

Manage Town Spawn Area

POTへの上陸地点を指定する画面です。プルダウンから選択できる特定の地点をPOT入口に指定できます。実際の場所は青い入口アイコンで確認できます。
※入口を変更しても他のPOTとの接続は移動しません。特に指定されていない限りマップのメイン入口が接続箇所となります。


Unclaim Lot

強制退去コマンドです。このコマンドを実行すると土地の占有状態は解除され、建物と装飾品は入居者の銀行へと送られます。

それ以外


他の項目 (Lot Deed / Property Manager) は通常のものと一緒です。

POT設置可能物について

ゲーム内のアイテムには「POT設置可能」「Lot設置可能」「地下室設置可能」「ダンジョン設置可能」のようなフラグが設定されています。

一部のアイテム(テーブル等)は「Lot設置可能」なのに「POT設置不可」だったりします。この場合は自前で Lot Deed を確保して設置するか、公式フォーラムでPOT設置可にするように提案する必要があります。

※「ゲーム内に既に存在するが、デコレーションできないアイテムをあげるスレ

自前で Lot を確保して一般用のアイテムを設置した場合はその土地に対してアクセス権限を設定しないかぎり部外者はそのアイテムを使用できない場合があります。 「POT Residentならだれでも」みたいな設定や、「POT Guestでもだれでも (Public)」みたいな設定ができれば良いですが、現時点でそれができるアイテムは限られています。

※ R75 で Crafting Station が POT設置可能になりました。

POTオーナーが Crafting Station や Comission Free Vendor を用意する場合は入居者を「Resident」一覧に登録すると同時に Crafting Station の設置されている Lot に「Guest権限」を設定する作業が必要です。

郵便受けを POT直置きすると誰でも使用可能になりますが、Lotに設置すると権限を割り当てられたプレイヤーのみが使用できます(PVPタウン等で部外者が圧倒的劣勢になるようにしたい場合は全部 Lot設置にしましょう)。

Lot の設定画面で「Guild Chapter House」に指定すると Lot オーナーと同一ギルドのメンバーに対して自動的に権限設定がされるようになります。特定のギルドの本拠地にする場合は関連施設を Guild Chapter House に指定すると設定が楽になります。

税金の回収方法について

人気のPOTでは土地利用料を回収しているところもあります。
税金の回収方法はいろいろとありますが、第三者が代理で支払っても良いのであれば Comission Free Vendor を用意して「税額を記載したアイテム」を販売、同一名義のアイテムが複数個たまった時点で強制退去、等の方法があります。

第2部はここまで

第三部でPOT内のアイテム設置等についての知ってると便利な小ネタを紹介していきます。

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